不動産コンサルティング事例 不動産活用 古民家風リフォーム

【高山不動産の不動産コンサル事例 空室対策】

不動産コンサルタントの高山修一CPMです。
建物は、いつか古くなって、選ばれにくくなるものです。
その原因は大きく二つ。
・経年劣化によるもの
・機能的陳腐化によるもの
です。

機能的陳腐化とは、モノとして壊れているわけではなく、
その機能は有しているのですが、
今のご時世ではその機能は選ばれないといったものです。
例えれば、
和式トイレが挙げられます。
トイレとしての機能は十分に果たしていますが、
和式トイレの機能は今のユーザーから選ばれませんよね。

簡単に考えれば、最近の製品にドンドン変更していけばよいのですが、
オーナーとしてのコストを考えるとそう簡単にはいきませんね。

古き良きものは、世代を超えて選ばれます。
ヴィンテージ感という言い方もできます。
そのヴィンテージ感に「金沢らしさ」をミックスしたのが、
今回の事例「涌波ロッヂ」です。
涌波ロッヂ 夜景

築40年超の古い5棟の貸家群があり、
経年劣化および、機能的陳腐化のため、
「普通にリフォーム」しても選ばれる気がしませんでした。

また、「とことん家賃を下げる」ことによっても
決まる自信がありませんでした。
借主様は、ただ単に安ければ決めてくれるものではなく、
家賃と「最低限の性能を有した」モノとのバランスが肝心なのです。
いまのご時世、どれだけ下げても決まらないものは決まりません。
当社得意エリア内で、1万円台で募集しているけどずっと決まらないアパートもあります。
(他社管理ですが)

①普通の原状回復リフォーム
②新築建て替え
③解体して売却
④何もしない
という4つの選択肢がありましたが、
どれもオーナー様はしっくりこない感じです。
元々、オーナー様の「実家」があった場所だったため、
売るという選択肢はあり得ない物でした。

だからと言って、大きな借金をしてまで新築したくはありません。
でも、決まるかどうかわからない物件に普通の原状回復リフォームをしても
決まらなければ、お金を捨てているようなものです。

試行錯誤を重ねた結果、
古民家風にリノベーションをすることで、
金沢にありそうで無かった町家風の賃貸物件を作り上げました。
立地が、地域内の「もともとの村」の中に位置し、
下見板張りの古民家風住宅が地域に絶対に溶け込むと感じたからです。

●古民家風賃貸住宅 涌波ロッヂの詳細はこちらから●
https://www.takayama-f.co.jp/wakunami_lodge/index.html

完成後、週末にお披露目会を行いましたが、
2日間でなんと100名を超える来場者があり、
地域の方から
「いいもの作ったね~」
とお褒めの言葉をたくさんいただきました。

今では、空いても即入居が決まる、優良物件に仕立て上げました。

北國新聞 朝刊

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石川テレビ ふるさと歳時記

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不動産業界紙

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●高山不動産の意味と意義
「地域に良い不動産屋があることで、
その地域が活性化していく!」

〒920-0944
石川県金沢市三口新町4-2-1
有限会社高山不動産
TEL:076-264-8686

●高山不動産はIREM公認のAMO(認定不動産管理会社)
の称号を受けております。
https://irem-japan.org/amo/

●高山不動産には、不動産マネジメント資格の最高峰の
CPM(不動産経営管理士)がいます。
https://irem-japan.org/cpm/

●当社のプレスリリースはこちら
https://www.takayama-f.co.jp/blog/?cat=19

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