賃貸オーナーさんのよくあるお悩みは?悩み別の相談先は要チェック
賃貸経営で最初からつまずかないようにするためには、賃貸オーナーの方がどのような悩みを抱えているのか事前に把握しておくことが大切です。
よくある悩みを知り、その対策方法についてあらかじめ考えておくことで、初めての賃貸経営でもスムーズに進めていけます。
今回は、賃貸オーナーさんが陥りがちな悩みと、そうした悩みを抱えたときの相談先についてご紹介します。
初めてのオーナーになることに対して不安をお持ちの方は、この記事を参考に少しでもその不安を解消しましょう。
□賃貸オーナーさんのよくあるお悩み
賃貸オーナーさんが抱えやすい5つの悩みについてまとめました。
1.空室率
賃貸オーナーにとって、最大の悩みとなるのが「空室率」です。
空室の状態が続くと、その間の家賃収入がなくなり、経営も困難になってしまいます。
空室率が高くなってしまう原因は、建物の老朽化や立地、住民同士のトラブルなど様々です。
そのため、空室率を下げるためには、その原因に対して直接アプローチをかけていかなければいけません。
2.入居者トラブル
入居者トラブルも賃貸オーナーの悩みの種です。
家賃滞納は賃貸経営を困難に陥れ、ごみの不法投棄や近隣住民への迷惑行為は、空室率の改善や新たな入居者を見つけることを難しくしてしまいます。
こうしたトラブルが発生した場合は、不動産管理会社に相談しながら迅速に対応していきましょう。
3.賃貸管理会社が怠慢
物件の状態は良いのに入居者が見つからなかったり、家賃の振り込みが遅かったりする場合には、賃貸管理会社の業務が怠慢になっている可能性があります。
改善するよう依頼しても何も変わらない場合は、管理会社の変更を検討してください。
4.キャッシュフローの悪化
キャッシュフローの悪化も、賃貸オーナーにとっての大きな悩みです。
支出が多く感じる場合は、ローンの借り換えを行って金利を下げたり、返済期間をのばすことが有効です。
収入を増やすためには、入居率を上げたり無駄な出費を抑えたりして、キャッシュフローを改善しましょう。
5.設備故障費用
思いがけない設備の故障は、経営にとって大きな痛手となります。
想定外の出費が足を引っ張ることがあるので、あらかじめ修繕費用を用意しておくと安心です。
□悩みはどこに相談する?
ここでは、賃貸経営の関連会社や専門家のうち、賃貸オーナーさんの悩みはどこに相談すれば良いのかについてご説明します。
「空室対策」や「入居者募集」について相談したいことがあれば、管理会社に連絡しましょう。
空室が埋まらない理由や、改善につながるヒントをもらえるはずです。
また、今の入居者を紹介してもらった仲介会社も相談先の1つです。
新たな入居検討者を紹介してくれる可能性があるので、積極的に連絡を取りましょう。
「入居者トラブル」や「入居者対応」について相談にのってほしいときは、まずは管理会社に相談することを検討しましょう。
ただし、管理会社がどこまで対応する手はずになっているか、事前に確認しておく必要があります。
また、管理業務をオーナーさん自らが行っている場合には、弁護士に相談しましょう。
「建物の老朽化」や「設備の破損」について相談したいことがある場合は、管理業務を委託している管理会社に対応依頼をしましょう。
管理業務を自ら行っている場合は、修理や交換を行ってくれるリフォーム会社に、オーナーさんが直接相談・依頼してください。
□悩みを軽減するために賃貸オーナーさんがやっておきたいこと
最後に、少しでも賃貸経営での悩みを軽減するために、賃貸オーナーさんがやっておくべきことを3つお伝えします。
▼入居者をしっかり審査する
賃貸トラブルを回避するためには、入居者をきちんと審査しておくことが大切です。
書類と身元についてしっかり確認し、言動や身だしなみをもとに人柄までチェックしておくようにしましょう。
▼貸し出し時の状態を記録しておく
退去時には、原状回復の範囲で揉めるトラブルが多発します。
入居時に傷や汚れがないことを入居者と一緒に確認するか、事前に写真や動画で物件の状態を記録しておきましょう。
万が一の場合の証拠として役に立ちます。
▼家賃保証会社を検討する
家賃の滞納を避けるためには、家賃保証会社との契約を条件に入居を認めるのが非常に有効です。
入居者が家賃を支払わなかった場合には、家賃保証会社が家賃を保証してくれます。
また、入居者への支払い催促も代わりに行ってくれるので、もしもの場合にも安心です。
□まとめ
賃貸経営では、「空室率」「入居者トラブル」「管理会社の怠慢」「キャッシュフロー」「設備故障」これら5つの問題が悩みの種になりやすいです。
こうした悩みを解決するためには、それぞれの問題に適した相談先を把握しておきましょう。
また、賃貸経営の悩みを軽減するためには、お伝えした3つの方法が有効です。
賃貸オーナーを始めて最初から転ばないようにするためにも、よくある悩みとそれらの解決法をしっかり頭に入れておいてください。
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※こちらは2023年3月22日時点での情報です。内容が変更になる可能性がございますのでご了承ください。